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CMAS 児童用顕在性不安尺度
全般的な不安の程度を調べるスクリーニングテストMASの児童版です.
原版著者 :A. Castaneda 他
日本版作成:坂本龍生
実施時間 :10分 整理時間:2分
適用範囲 :小学4年~中学3年
質問項目 :53項目
【概要】
身体的不安・精神的不安を含めた
各種不安の総合的な程度
を測定するMASの児童版として作成されました.
理解しやすい平易な文章
なので,児童の負担になりません.小学校高学年にも適用できます.
不安尺度42項目に,妥当性尺度11項目を加えた53項目で構成されています.
妥当性尺度
があるので結果の信頼性を検討できます.
陽性項目,陰性項目(得点が逆転する項目),妥当性項目が
ランダムに配列
されています.結果を予測して回答するのは困難です.
小学生・中学生計866名で日本標準化され,
5段階の不安診断基準
が得られています.
不安障害は
様々な病気・症状
と関連しているので,臨床現場においても活用されています.
【特長】
記入方法と必要な事項を回答用紙にまとめてあり,
集団での実施
も可能です.
回答用紙には配点に関する情報が無いので,児童が結果を気にせず
ありのままを回答
することが期待できます.
児童が回答用紙の両面に記入した回答が,自動的に
1枚の記録用紙に転記
されます.実施者は回答用紙と記録用紙の接着をはがして,記録用紙上で採点を行います.
記録用紙には配点に関してわかりやすく示してあります.不安傾向とその信頼性・妥当性を
正確に評価
できます.